雨音が聞こえる。

日記と雑記。

八月。

思ったことのメモです。

  久々に自分のバンドの曲を聴いた。「八月」という曲。その後、他の曲も。痺れた。作詞作曲も、ミックスも自分でやって、アレンジもスタジオで合わせながら色々言って作っていった。だからか、やっぱり自分の好みにビタッとくる。

 ずっと作りたかった音楽を、それもバンドサウンドで作れたのは、結構奇跡みたいなことだ。特に、コロナ禍の今になって思う。例えば2019年に僕がバンドをやりたくなって、2020年にやっとメンバーが揃ったとしても、同じようなスピードで曲作りは出来なかったと思う。

 今はもう無いラフィラの玉光堂楽器センターを歩いたり、屋上でバーベキューしたり、そういう事も難しかったろうなって思う。現に、最近はスタジオに入ったとしても僕とギターの2人で、って感じになってる。

 バンドがしっかり活動してる時も、それはそれで悩んではいたし、疲れることもあった。ミックスの正解が分からなくて、1曲作る毎に「もう二度とこの曲は聴きたくない!」ってなることも多かった。時間経つと普通に聴けるようになるんだけど。

 ただ、「三月」って曲を作った後、自分の作りたかったイメージに一区切りが付いて、その後どうしようってずっと思ってた。今もその延長線上にいる感じがする。

 

 引っ越して新しい環境になって、少し変わったのが、前よりちょっと家で歌うって言うのがやりにくくなった。より小声で歌うか、外で歌うか。

 それで、どうしようかなって思ってたけど、まずは曲を作るってことを自分自身思い出さないといけないと思った。それで、歌詞を先に書いてみるか、と。

 昔は結構やってた。「八月」って曲も、先に歌詞全部書いてからメロディを乗せていった曲。頭をぼんやりさせて言葉を並べていくのは、疲れるけど面白い。

 イメージが無いことが自分の課題なら、音楽にしなくて良いから、イメージを作る所からだと思った。歌詞を書いて、イメージが出来上がっていれば案外曲は何とでもなる。曲作りで一番難しいのは、メロディでも構成でもコードでもなくて、イメージが頭にあるかどうか。

 

 そういう訳で、毎日少し歌詞を書きながら、自分の中のイメージを探っていく感じになりそう。八月。ピアノも触りながら。

 

 それでは!