雨音が聞こえる。

日記と雑記。

2021年

振り返りと、来年に向けて。

 人生を振り返った時に、「劇的だったな」って年と、「何してたっけな」って年がある。2021年は完全に前者で、後から振り返った時に、「2021年が境目だったな」って思うような気がする。今はまだその最中に居る。

 

 少し話が変わるけれど、自分は「自我」というか、「考えて動き始めた」時期が遅かったと思う。比較対象が無いから分からないけれど、中学生になって漸く今の自分に通ずる自我が生まれた感じがしている。

 それまでは、ぼんやり、夢の中で生きてるような感じだったかもしれない。その瞬間は本気だったとしても、後から振り返ると。夢から覚めないと、夢だって気付けないように。

 それで、そこからアラサーと呼ばれる様な今の年まで、ずっと一本線で繋がるような自分が居て、落ちたり上がったりしつつも大きな変化は無かった。

 

 2021年、その中学生の頃から繋がってた自分が、もう一度目を覚ました感覚がある。今振り返ると、「夢を見てるみたいだったな」って。

 言い換えると、「魂が本気で生き始めようとしてる」のかもしれない。

 思い返すと、中学1年生の時におじいちゃんが亡くなって、今年の9月におばあちゃんが亡くなった。それ自体、自分にとっては大したショックな出来事では無かったけど、今、漸く本気で生きてみようと思い始めてる。

 

 じゃあ今までは、というと、色んな意味で生かされていて、今も色んな人やものに生かされてるのは間違いないのだけど、積極的に「生きる」って意志は無かった。それが当たり前だったから。

 

 2022年、生まれて1歳のつもりで、もう一度生きてみる。