2020と2021。
2020年のことと、2021年のこと。
ここ数日、風邪で寝てることが多くて、考えることも多かった。体調はかなり良くなってきたので、思ったことをまとめておきたいな、という事で書いてます。
2020
最近、また新しい曲を作ってる。PCに向き合って、音源として完成させようとしてるのは、結構久々だと思う。やる気になってる。
2020年を(今更ながら)振り返ると、丁度1年位前、4月に職場が1ヶ月半ほど休みになって、その時に、「今、何かしたい」って思って作ったのがsaiってTwitterのアカウント。
それまでは、バンドのアカウント兼私用、という感じだったけれど、新型コロナの影響で、スタジオにも入れないし、バンド活動が一旦ストップしてる状態だった。
それで、「そういえば、弾き語りって暫くやってないな」と思い、カバーを中心に弾き語りをやってみることにした。
弾き語り
真剣に「弾き語りやってみるか」って思ったのは、5年ぶり位で。
じゃあ、5年前は?というと、「バンドサウンド作りたい!」と思ってメンバー探ししていたものの、全然集まらず、「仕方ないから一人でやるか!」と思って、練習してた。今以上にPeople In The Boxを毎日聴いてたから、「翻訳機」とか「スルツェイ」とか、自分なりにアレンジ考えるのも、それはそれで楽しかった。
バンドメンバー探してる時も、最初、自分は作曲と鍵盤担当って考えてて、ボーカルも募集してた。歌ってくれる人も集まらないので、「自分で歌うか!」ってなって歌い出した。弾き語りも、その流れだったなって思う。
その後、運よくバンドメンバー見つかって、4ピースのCalm In Rainってバンドになったのだけど、作詞・曲とか、編曲、録音・ミックス関連も色々やる事が多くて、弾き語りからは離れてた。
そして、一旦バンドが止まって、「曲を作りたい!」って欲求も落ち着いてたので、色々カバーしてたら、中々楽しかった。
何より、「あ、聴いてくれる人こんなにいるのか」って言うのが結構驚きだった。海外の人からコメント貰ったり。
People In The Boxとか、最近は歌い方も含めて君島大空が好きでカバーしたり、colormal、空気公団、バンプなどなど。良い歌って、聴いてても、歌っても良い。
スタジオでバンドやってる時の、ドーンって感じ(語彙力)も大好きだけど、弾き語りは自分のリズムで演奏できて、より自分の中のタイム感というか、「ああ、こういう風に歌いたいのか」って言うのが分かりやすくなった気がする。
歌い方で言うと、君島大空が夜中に急にインスタライブ始めることがあって、それがすごく心地良くて。
演奏も歌も自由で、いわゆる一般的に言う「上手い歌」とは少し違うんだけど、良い。
オートチューンで歌う「火傷に雨」って曲が、物凄く良い。2020年ベスト。
2021
そして、2021年になった。バンドの方は、ギタリストと2人でスタジオ入ったり、ファミレスでミーティング的なことはしてたものの、止まってるのと似たような状態。
一方で、自分の中の「アウトプットしたい欲」が強くなってきた。
2020年も、カバーって意味ではそこそこアウトプットしていたし、オリジナルも1曲公開してたけど、もっと、しっかり制作した音源を公開したいって思った。
5,6年前、一度打ち込みで音源作ろうとして諦めたことがある。その時は、機材も、経験も、音源も何もかも足りてなかった。
その後、バンドのデモ作ったり、音源のミックスしたり、弾き語りの編集したりってやっていく中で、「あ、一人で音源仕上げられるくらいの力が付いてる」、って気付いた。割と最近気づいた。
勿論、生のバンドサウンドと同等のものは作れない。ギターほぼ弾けないし、ドラムの打ち込みも凄い上手い訳じゃない。
けど、「自分の音楽を作る」って所がゴールなら、それは出来る。一人でも。
運が良いのは、ギターに関しては、必要ならうちのギタリストに頼めること。本当に良い音作り、良いギター弾くので心強い。
Time
そういえば、2020年に公開したオリジナル、元々、バンドで作ってた「Time」って曲を改題して、「白い鳥と忘れない空」にしてたけど、やっぱり「Time」に戻した。
ラスサビに、”Time is always passing by"ってフレーズがあるのだけど、元々、Vanessa Carltonの「The One」って曲にあるフレーズで。「時間は常に過ぎ去っていく」っていう、そこが歌の中心だなって改めて思った。
「Time」って、シンプル過ぎるかなと思ってたけど、しっくりくるからこれで良い。この曲も、アレンジして音源化したいなって思ってる。
応援歌
それで最初に戻るけれど、新曲作ってます。ここ数日は風邪で寝てること多かったけど、オケはもうほぼ仕上がって、喉が治ったら歌を録って、ミックスする。
一人で作業してて、仮歌入れてる時に思ったのが、なんとなく歌が前よりしっくり来てる気がする。
バンドで歌ってた時、「誰に向けて歌ってるんだろう?」って問いがずっとあった。大きい声で歌うから、より一層そう思ったのかもしれない。出来た音源はずっと誇らしく思っているけれど、自分が歌うこと自体に対して、小さい疑問があった。
それが、弾き語り続ける中で、歌が自分のサイズになった感じがする。このサイズの歌を中心に置いて、音楽作ってみよう、と言うのが今のテーマ。
バンドで作りかけの歌とか、デモだけ作ってやって無い曲とか、作りたい曲は沢山あるので、良い感じのを選んで、仕上げていこうかなって思ってます。
今作ってるのも、元々バンド用にデモを作ってた「壊れても」って曲で、暗い感じの曲ではあるけど、応援歌だなって思う。「頑張れ」とか、「大丈夫」とか使わなくても、励ましたり、元気づけたりできるんじゃないか、って思って書いてる。
それと、届け方、作って終わりじゃなくて、聴いてほしいなって思うようになってきたので、そこも考えてやっていきたい。結構、良い曲になって来てる。
そんな感じで、2020年を振り返りつつ、思ってることを書いてみました。早く風邪治すぞ。
それでは!