生きるために走る?
本日も、最近考えてたことをメモっていく回です。
走る
休みの日、夜中に外を走っている。以前、ジムに行ってたこともあったけど、コロナの影響で行かなくなって、ジムも閉店してしまった。同じように行かなくなった人が沢山いたのだと思う。
昔から、走るのは好きだった。好き、というか、「生活に必要」という感じかもしれない。食べて、寝てれば生きていくことは出来るけど、心は色んなことをしないと健康でい続けない。
それで、「なんかモヤっとするな」とか、「考え事をしたい」って時はとりあえず走りに行くことにしてる。もう、10年以上、多分、「走ると何かが良くなる」って感覚を身体が覚えてしまってるから、走らずにはいられないという感じ。
気分って大切だ。走ると、気分が上向く。同じことを考えていても、気分が上向いている時に出る結論と、下を向いている時に出る結論は全然違う。
自分を信じるのは大切だけど、その時の自分が信じても良い状態か、ってことも同じくらい大切。
王城先生
「走る?」っていうアンソロジー小説の中に、「ホープ・ソング」という短編が収録されている。大好きな王城夕紀先生の著作。
絶望するのはいつだって頭だ。
いいか。
身体は、希望しか抱かない。(ホープ・ソング / 王城夕紀)
心の不調が体に作用することはある。だけど、身体が絶望して、勝手に機能停止することはない。身体は、生きていようとする。どんな時でも。
情報が多すぎると、頭で生きているような感じがしてくる。もっと、身体で生きないと。
そういえば、王城先生、暫く新作長編出してないけど、「身体性と希望」って言うホープソングで書いてたテーマを拡張してくるのでは?という予想をしてる。
あと、「王城夕紀は希望の作家である」って記事を何処かで書きたい。
自分を整える
自分の形が分からないなあとずっと思ってる。色々複雑になっていて、大事な所が見えなくなっているのかも、と思った。
例えばこれから何もしなくても不自由なく暮らしてゆけるってなったとして、それでもやってるであろうことは何だろう?って考えたら、
- 走る
- 散歩する
- 曲を作る
- 文章を書く
この4つ。これは、「自分が生きるためにやってること」に入ってる。
「楽しい」「楽しくない」って、正直良く分からない。その時の気分次第な感じがするし、何をするか、よりも誰とするかの方が余程大きい。
ただ、走ったり、散歩したり、曲作ったり、文章書くのは、やらないと自分が不健康になるから、生活に必要なこととしてやってる気がする。
だから、この4つが生活の中でしっかり出来てるかで、自分の状態が好調かどうか確認できそう。
あとは、
- 音楽を聴く
- 本を読む
- 人と話す
とかは、さっきの4つより少し下にありそう。「生きるため」というよりは、「楽しく生きるため」という感じ。
音楽
以前に、「作った曲を聴いてもらいたいと思わないの?」という感じの質問をされて、ちょっと返答に迷った。
もう少し詳しく書くと、色々話してる中で、僕のやりたいことは「曲を作る」って部分かな、と言ったら、「例えばそれが誰にも聞かれなかったとしても良いの?」というような流れ。
今、答えるなら「それでも良い」って思う。
と言うのも、自分にとっては「曲を作る」が目的の一番上にあって、「聴いてもらいたい」「人を感動させたい」「売れたい」「有名になりたい」等々、正直、割とオマケというか。どっちでも良いな、という感じだ。
ただ、それは自分一人でやってる時の話で。
ご飯食べてたり、ぼーっとしてる時に、「あ、何か出来そう」と思って、鍵盤弾きながら歌って、「なんか良い曲出来たな」って時。その瞬間が嬉しさの最初のピークで、一番大きいかもしれない。それは別に誰にも聞いてもらう必要が無くて、「嬉しい」って感覚が自分を生かしてくれる。
それをバンドでやろうってなったら、アレンジ考えたり、レコーディングしたり、色んな作業があって、それをやってる間も楽しい。特に、うちのギタリストに「良い曲だなあ」って言ってもらえると、嬉しい。2回目のピーク。
そうやって、曲の音源が出来たら、それは聴いてほしいなってなる。自分一人でやっていないから、って言うのが大きい。
バンドって、今の時代だとすごく非効率な感じがするけれど、やっぱり一人じゃないって大切な要素かもなって思う。colormalがバンドになったのも良かった。
そういえば、結構前にBメロ~サビまで出来てた曲、ずっとAメロからの流れが繋がらなくてモヤモヤしてたけど、やっとできた。カレー食べた後、ぼーっとしてたら「あれ、なんか行けそう?」って思ったら、行けた。こういう時がすっごく嬉しい。
現象
ここ2年位だと思う。「げんしょう」って言葉がずっと頭の中にあって、ふとした時に「げんしょう」って口にしてしまう位。
それが、自分でどういう意味の「げんしょう」なのか分かってなくて、単に五感が気に入ってるのかな?と考えてたけど、「現象」かな?と最近思った。
現象、減少、あとは漢字のイメージだけで、幻症、幻生、とか。でも、やっぱり一般的な「現象」って言葉なのかなって気がした。
君島大空も、最初「ほうそう」って言葉が浮かんで、それが「縫層」になっていったらしいけれど、それを聞いたときに「同じようなこと考えてるなー」って思って嬉しかった。
最近は、「現象」ってタイトルの歌詞を書いていて、これが1曲になったら、さっきのAメロ~サビまで出来た曲とか、未音源化の「感覚」って曲とか、弾き語りした「白い鳥と忘れない空(バンドではTimeって曲名)」、他にも幾つか。
自分で、「これは良いわー」って思える曲が増えて来たので、次のバンドサウンドとして作りたいなって思ってる。一人でやるかもだけど。
ゆっくり
体内時計ってあるけれど、人それぞれ一番心地良い時間の流れ方があると思う。多分、自分の場合は結構ゆっくりなんだろうな、って気がする。例えば、空気公団が好きなのは同じくらいゆっくり時間が流れているからだと思う。
仕事をしていて、この時計を早く動かさないといけないのが疲れる。もっとゆったり出来ないかなあと色々考える。
少しずつ、良くなってきてる。色々。もう少し。
それでは!