【雑記】「楽しい」って何?
「楽しい」って何だ?ってちょっと考えた話。
ここ最近の記事の傾向が雑記、と言うか考える話になってるけど、もう暫く続くかも。自分の思ったこととか、感覚を言葉にしていく度に、何か途切れ途切れになってたものが繋がっていくような感じがする。そんな訳で、「楽しいって何?」って思った話。
バーベキュー
昼間、バンドの4人でバーベキューをしてきて、2次会で緩く飲んで、16時頃に早く解散してきたのだけど、すごく楽しかった。すすきのラフィラの屋上のビアガーデンで、12時過ぎ位からまったり。2次会もラフィラ。
で、元々16日にやろうって言う話はしてたのだけど、何日か前の時点で「15,16日にかけて大雨」みたいな天気予報が出てた。
それで、バーベキュー中止になった時の代替案を考えてた。「何か4人でやって楽しいことないかなー?」、と。色々、考えた結果、「何でも良いな」って思った。
バンプオブチキンの藤原さんが、割と食事するお店選びとかどうでも良いらしくて、「何を食べるかより、誰と食べるかの方が大切だから、全部ファミレスで良いじゃん」みたいなスタンスらしいのだけど、自分も結構近い。まず、味の違いが全然分からないし。
多分、仲が良いというか、居心地の良い人と一緒だったら何してても楽しいし、そうじゃなかったら、何してもイマイチだろうなーと思う。
一人と、腑に落ちること
自分の場合は、結構一人でやりたいことが多い。「映画を見る」「ライブに行く」等々。好きの度合いが高いものほど、なるべく一人が良い。一人で行きたいお店とか場所も多い。で、それを一人で見たり聴いたり歩いたりしてる時に、「楽しい」のか?というと、それもまた何か違う気がする。
よく、「楽しいことをしなさい」とか、「ワクワクすることをしなさい」って言うけれど、「楽しい」って言葉の意味が広いんじゃない?と思ってた。
自分の思う「楽しい」は、4人でバーベキューしてる時の感じとか、大学時代にゼミ室でバカなことしてた時の感じだ。それに対して、一人でライブに行ったり、好きな所を歩いてる時の感じは、強いて言うと「腑に落ちる」な気がする。「ああ、そうだー、この感じだ―」って言う感覚。
それと、「楽しい」が両立するのか?って言うと、どうだろう。もしかしたら、バンドでメチャクチャ良い演奏して、「ゾーンに入る」みたいなのが起こったらそうなれるかも。
うちのギタリストが、以前にやってたバンドで、延々同じ曲を繰り返し合わせていたらしい。で、ある時「何か今物凄い来てる!」って言う瞬間があったらしい。それは、僕らのバンドではまだ無いらしくて、自分も多分無いな、って思う。
28年位生きて来たけど、まだ知らない感覚があるのかなーと思うと、少しワクワクする。
楽しいと、伝えたい
それと、やっぱり「楽しい」よりも「伝えたい」で考えた方がしっくりくる。「絵を描く」とか、「曲を作る」とか「写真を撮る」とか。或いは「考える」でも良いけど。それって全部、「伝えたい」が一番深い所にある。
森博嗣さんの小説で、確か犀川教授の「人が何かを考えている時点で、誰かに伝えたいと思ってる」みたいなニュアンスの台詞があったけど、その通りだと思う。絵を描くのだって写真撮るのだって、考えることに、行動が乗っかってるだけ。
だから、楽しいかどうかはさておき、少しでも「伝えたい」が自分の中にあるって思ったら、それは発信していくべきなんだと思う。それで、誰かに伝わったら絶対嬉しくなるはず。
そんな感じで、バーベキューに行く前と行った後に考えてたことをまとめてみました。3日目。「楽しい」よりも「伝えたい」で行こう。
それでは!